神の領域に踏み込んだ男
2006年9月10日 千葉県流山市「ぎょうざやさん」

6月、山梨『ぼんち食堂』の帰り道の会話・・・
ワシ「カツ丼にすればよかったな…」
ヨッシー「ボクはチャーハンならイケましたよ…」
ワシ「今、なんつった?」(  ̄ー ̄)*キラン


この発言から約3ヶ月、ヨッシーと"ガールズ・ストマック"スズケンの3人で『ぎょうざやさん』へ!


12時ぐらいに店内へ入ります。
我々がカウンターに3人並んで座ると、入り口近くの男性が自分の皿に残ったチャーハンを
「これ持ち帰りでお願い」と店員のおばちゃんに渡しています。



お持ち帰りと言えば『ジャンボ入澤』を思い出し、
こんな張り紙を見つつも、今日は残さないと誓って
スズケン:チャーハンLサイズ(ちょっとびっくり)
ヨッシー:チャーハンLサイズ(ちょっとびっくり)
ワシ:チャーハンLLサイズ(想像以上)

をオーダーします。

カウンターの目の前にある調理場では、おじさんが一人で料理を作っていて、かなり待ちました。
どのメニューも基本的に多いようで、他のお客さんが注文したラーメンなんて野菜が山のように積まれてました。

焼きそばも牛の糞みたいな固まりが皿の上にドサッと乗っています。
3、4人で取り分けるのもOKで、テーブル席の団体さんは取り分けて楽しそうに喰ってます。


そんな様子を見て、我々のチャーハン祭りはどうなることか、少し心配になって苦笑いです。

(分かりづらい写真ですいません)
ふと調理場の棚にどんぶりがならべてあるのを発見!
一番右のやつの大きさは我が目を疑うくらいの大きさ!

ご存知のとおり、チャーハンというのはご飯が必要です。
調理場を見ていると、そのデカいどんぶりにさらに山盛りで白いご飯を盛って準備しているおじさんの姿が・・・

「まさか・・・あれ一人分じゃないよね」と話しているうちに
その超大盛ご飯を卵、ナルト、チャーシュー、グリーンピースと中華鍋で炒めはじめます。

「きっとあれがヨッシーとスズケンの2人分だよ、すげーな」とか言っていたら、

数分後、ワシの前だけに“チャーハン色をした小高い丘”が運ばれてきます。

よく見ると、

「ゲーッ!!チャーハンだ~っ!!」
スープがラーメンどんぶりに入っているのはびっくり。
後ろに座っている家族連れとか「なんだあれ!?」みたいな話をヒソヒソしていたと思います。


一通り、写真撮影して、後ろは振り向かないようにして喰い始めます。


さらに数分後、Lサイズが2つ一気に運ばれてきます。

LLサイズの途中経過とLサイズを並べて撮影(あまり変わらない気が・・・)



右手だけでは足りずに、左手にもレンゲを持ち、ワシは「一気に喰ったるわ~」と気合いを入れ、
後輩二人も終盤に差し掛かってきたと思っていたころ、やはり危険な時間帯が襲ってきます。




「手、手がうごかねぇ・・・」

白米やパンに関しては水分を取りすぎると、胃の中でそれらが水分を吸収し、パンパンに膨れてしまいます。
なるべく水分は取らないように食べていたので、ピュアなチャーハンだけで腹がパンパンになったようです。

そういえばワシが一回で喰ったことがあるのは4合までだったので
どう見ても4合以上あるLLサイズは、未知の領域、神の領域でした。

「神の領域に踏み込んだ男」


しかし、数分後・・・

さすが有言実行のヨッシー!
一番乗りで勝利を治めますが、その代償は大きく昇天・・・職質されるレベルまで完全にイってます。


一方、目がかすんできたスズケンは視力検査を行なうため、チャーハンでCマークを作ります。
本当に目がかすんで見えなくなった場合は、ご飯の糖分によって血糖値が一気に上昇した恐れがあるので危険です!!


そしてスズケン、ここで無念のギブアップ宣言!!
持ち帰り可なので、無理することは無いです。(※このあとフットサルで捻挫して救急車で運ばれながら美味しくいただきました)


ワシはというと、終盤戦。

普通の状態ならサッと喰える量でも、この間10分ぐらいかかり・・・


「喰ったぞ!バカヤロー!!」
未知の領域であるチャーハンLLサイズ、クリアーでございます!



その後、3人でおとなしく座って休んだあと、
ヨタヨタしながら会計して(あの量で600円は奇跡!)、腹いっぱいで店を出ます。

店の外でも休憩。


満腹の食闘士たち(身ぐるみはがされたイメージ)

さて、次は何を食いに行こうかねぇ?おつかれさんでした。


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