静岡、喰ってやるって!
2007年9月15日 静岡県富士宮市~浜松市
ゴールデンウィークの名古屋日帰りの旅では、お腹と時間の都合により“ひつまぶし”を喰えませんでした。
また、昨今の中国産うなぎ騒動の影響で、うなぎ不足を痛感したので、
今回は宿をとって、本場のうなぎを喰いに行く1泊2日の旅を計画。
静岡について調査を進めると、B級グルメがどっさり存在することが判明!!
「静岡おでん」「富士宮焼きそば」「うなぎ」「マグロ」「浜松餃子」「桜えび」これらを全部喰ってやります。
1日目
今回の参加者はマー君、ヨッシー、犬丸、ワシの4人。
いずれも過去に大食い放浪記に登場してくれているB級旅人達です。
~1軒目『おじまや』富士宮焼きそば~
まず食したのは「富士宮焼きそば」。
2002年に町おこしとして開催された「天下分け麺の戦い」で、北九州市の焼きうどんに敗れたものの、
それから世間に知られるようになり、見事2006年に開催されたB級グルメを決める第1回B-1グランプリで優勝。

続く2007年も連覇している日本一のB級グルメが、これだ!
麺に水分が多いのか、モチモチとした食感です。

ちなみにおでんも年中食えるので、無意識のうちに手を出しました。

焼きそばのソースと、昭和の匂いがプンプンするおじまやさんの外観と連絡先です。
~休憩『遠州豊田PA』~
浜松の手前にあるパーキングエリアでトイレ休憩。

ふと屋台を見ると「桜えび入りのたこ焼き」ポスターが。

おなじみのB級旅人たち
この後、無事に浜松に到着して、宿で休む間もなく街を物色散歩します。
~2軒目『うなぎ八百徳 駅南支店』お櫃鰻茶漬け(おひつうなぎちゃずけ)~
散歩して腹を減らしてから、いよいよ今回の旅のメイン料理であるうなぎ屋に向かいます。
ご存知のとおり、食べ方は3種類ほどあって、

1杯目はそのまま。

2杯目は薬味をかけて。

3杯目はお茶漬けにして。

完食です。2500円と高級な定食でした。

八百徳さんの外観と連絡先です。

間違ってうな重に茶をかけると邪道食いになります。
だがしかし、この店は「うなぎ茶漬け」であって、「ひつまぶし」とは言わないらしい・・・
~夜間自由行動~
お待ちかね、浜松の夜です。
夜食の「浜松餃子」が喰える店を見つけたら喰うという名目で、
浜松の歓楽街に出かけます。
浜松の特徴:
1.焼酎の割り方は緑茶がデフォルト
2.条例が厳しいようで、呼び込みが一切無い
3.値段が安い
4.性格が良い
5.顔が良い
6.素朴
7.がんばりや
ハズレ無しの浜松の町は好印象。「みんな、いい子だぁ~!」と数回叫んだ記憶が・・・

絶好調。

ダメだこりゃ。
肝心の浜松餃子の情報を仕入れることはできずに深夜1時ぐらいに宿に戻ります。
こうして、旅の初日は終了。
2日目
集合は10時にロビー。

夕べの疲れを隠せない様子で、集まった変態たち。「もう一回、蘭○行きてぇ~!」
いざ、2日目のメイン料理である寿司を目指して、出発です。
~休憩『牧之原サービスエリア』~
昨夜の情報収集活動では、餃子に関する情報を何一つ聞きませんでした。
(女の子の連絡先は聞きました(*´Д`*)ハァハァ)
なので、サービスエリアに寄り道して餃子を探すことに。

餃子ありました。

コレが浜松餃子かと喰ってみた感想ですが、ゲーッ!!普通だぁーっ!
このサービスエリアで各自、おみやげの「うなぎパイ」などを購入します。
~3軒目『沼津魚がし鮨 静岡石田店』流れ鮨~
実家が静岡だという後輩がいます。
「この連休は実家に帰っている」と事前に聞いていたので、呼び出します。
寿司屋の前で狂介と合流し、ここからは5人で「マグロ」「桜えび」を狙います。
この寿司屋のシステムは、タッチパネルをうさんくさい指し棒でタッチして注文すると
座っているテーブルまで寿司が流れてくるというもの。

マグロ!

マグロ!

マグロ、撮影順調!
マグロだけではなく、他にも

桜えび

あなご

カツオ3種盛り

マグロ、撮影順調!
はっきり言って、撮影どころじゃ無いぐらいウマかったです。
値段を気にすることなく、喰いたいものを喰いました。

「春子鯛の春子ちゃん」「にべ」「琉球すぎ」など得体の知れないネタもオーダーして、この値段。
「静岡は回転寿司でも美味い」と聞いてはいましたが、その通りでした。
実家に戻る狂介とはここでお別れです。
~4軒目『おがわ』静岡おでん~
再び4人となり、今回の旅の最終目的地である「静岡おでん」に向かいます。
たらふく寿司を食った状態で、車で15分ほど走ったところにありました。

しぞ~かおでんの『おがわ』さん。
富士宮焼きそばの『おじまや』のような駄菓子屋のような店構えで、
夏だろうと関係なしといった感じでおでんを売っています。
特にはんぺんの色が白ではなく、黒ということで有名ですが、

牛すじ、黒はんぺん、こんにゃく、どれも黒です。
また、イワシの粉を振り掛けるのも特徴のようで、カルシウムとDHAを補給できます。

店内の雰囲気。
クソ暑いのにおでんをつまみに来ている家族連れもいました。
これにて「大食い放浪記」ではなく「多食い放浪記」の第2弾は終了。
大食いの「お」の字も無い普通のグルメツアーでした。「もう一回、蘭○行きてぇ~!」
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