すし王子 横浜へ行く
2008年5月4日 神奈川県横浜市「すし玉」
先日、会社を辞めた。
首を鎖(ネクタイ)につながれ、飼い犬のように生きていくのを辞めた。

さておき、今回の目的地は横浜ルミネ6階にある『すし玉』さん。

品切れのネタもありますが、約80種を食べ尽くすためにやってきました。

きちんとネクタイ(鎖)も着けてがんばります。ワンワン。
全メニュー制覇は並大抵の腹じゃできないと思い、
ワシ&マー君に、初登場の"ハイチュウ"植田&"したり顔"清水の4名で挑みます。
<店から提示されたルール>
・オーダーバイキング制
・1回に注文できるのは20カンまで(食べ終わったら次の注文を取りに来る)
・注文は1種類につき、必ず2カン以上で注文(1種類1カンはダメ)
・時間制限無し

これが注文するために記入する注文票。
ルールに従って、光物、貝類、赤身、白身、軍艦をバランス良く20カンづつ注文していく作戦。
ここから店vs我々の喰うか、握るかの攻防が始まります。
寿司の群れをまとめてどうぞ。

お前ら、全員!

握ってやるって!・・・間違えた、喰ってやるって!(越中詩郎風)

喰っても喰ってもカラフルで綺麗な寿司が運ばれてくる、まさに寿司の無限地獄

今回の参加者たち、お互いの得意/不得意をカバーしあって順調に喰ってます。
そして、注文票の左側(握り寿司)を全て注文して、右側(手巻き)に差し掛かります。

「あれ、ついに手巻きも来ましたね」ちょっとうれしそうに植田が言った。

ここからは注文票もご覧のとおり手巻きのみ

次々に出てくる、まるで大砲のような手巻きの群れ

アキバでお馴染みのローアングラーで撮影。絶望的な手巻きの壁のようです。
「ここからは全部、手巻きですよ・・・」不安そうに植田が言った。

「安心しろ、そう読めるように編集してるだけだ!」黙々と手巻きを食うワシ。

とはいえ、「いけるか?」「いや、ちょっと」と言葉もだんだん少なくなってきたとき、
マー君がカバンからおもむろに取り出したものは・・・

霧吹き!

「これで海苔を湿らせて食べやすくしますよ」
さすがマー君、神の子、不思議な子。
残る3人も最後の力を振り絞り、目の前の寿司の群れを退治していきます。

ずっと残っていた数の子の握りがラストでした。

これを清水がしたり顔で完食しメニュー全品制覇!

安堵の表情を浮かべ、水やお茶を飲んで、休みます。
手巻きは握りに比べて、胃に入ったときの膨満感、水分を吸収したときの膨張度が多い。
また、海苔は口の中にへばりつき、水を飲まないと食べるのが困難になる。
しかし水分は胃の中の寿司飯を膨らませてしまう。
それを解決したのが、霧吹き。
冷静な判断力と、精神力。そして“海苔を制するものが寿司を制す”ということを感じた一日であった。

「みんな、腕を、いや腹を上げたな~」あぁ~横浜ベイブルース~
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